/etc/locale.alias の改善

[fueryuejing]

[摘要]
/etc/locale.alias の改善
[環境]
ubuntu7.10ja
[概要]
/etc/locale.alias 内の eucJP にリンクしている項目の幾つかを utf8にリンクさせる。
具体的には、

diff /etc/locale.alias.orig /etc/locale.alias
52c52,53
< japanese ja_JP.eucJP
---
> ja ja_JP.utf8
> japanese ja_JP.utf8
54c55
< ja_JP ja_JP.eucJP
---
> ja_JP ja_JP.utf8

[備考]
「ja」を追加することで、アウトラインエディタの notecase の日本語ロケールが正常に動きます。
「japanese.euc」「ja_JP.ujis」「japanese.sjis 」はそのままでいい気がします。

[fueryuejing (fueryuejing)]

http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/Japanese-Locale-Policy.txt

[Mitsuya Shibata (cosmos-door)]

問題が再現できることは確認できました。

notecaseについては、環境変数LANGの設定値を無視して勝手に書き換えるのが問題なんだと思います(GuiLanguage.cppのInitialize)。LANGを確認して、存在すればそれを使うという振る舞いになるよう、上流に要望した方がいいんじゃないでしょうか。

/etc/locale.aliasについては歴史的経緯を知らないので、どうすればいいのかはよくわかりません。とりあえず、指針によるとja/japaneseは非推奨なので現状維持にして、このロケールを使っているソフトウェアについては、ソフトウェア側で改善してもらうよう働きかけるの方がいいと思います。

ja_JPはja_JP.UTF-8 ("locale"するとja_JP.UTF-8が、"locale -a"するとja_JP.utf8が出るのですが、どっちが正しいのでしょう？)にリンクさせるよう/etc/locale.aliasを変更したいが問題ないだろうか、ということをubuntu-jpのMLに流してみてはどうでしょう。それで問題ないとの回答が得られたら、このファイルを提供しているlangpack-localesパッケージに修正依頼を出すことになります。

[Mitsuya Shibata (cosmos-door)]

確認できたというのは、「notecaseのインターフェースが日本語化されない」という件についてです。
ファイル内での日本語の扱いは特に問題なく行えています。

7.10にインストールされた、1.5.6-0ubuntu1で確かめました。
もしかすると最新の1.7.4では修正されているかもしれません。

[Fumihito YOSHIDA (hito)]

これはDebian/sidのlocalesパッケージとの兼ね合いがあり、迂闊に変えるとシステム全体に影響を及ぼすおそれがあるため、「変更」は困難です。