scim-anthyのATOKキーバインド::Ctrl-Nに部分確定が割り当てられていない

Bug #582036 reported by nguyen syusei
6
This bug affects 1 person
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Ubuntu Japanese Kaizen Project
Confirmed
Wishlist
Unassigned

Bug Description

ATOKには変換中にCTRL+Nを押すことで部分確定する機能があり、挙動としては次の文節に移動するものですが、AnthyのATOKキーバインドにはこれがありません。
CTRL+Nにnext segmentを設定すると同じような挙動になります。
これが設定されていないとATOKの挙動と異なり不便ですので設定をお願いしたいです。

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Ikuya Awashiro (ikuya-fruitsbasket) wrote :

これはAnthyの機能ではなく、scim-anthyまたはibus-anthyの機能ではありません。
部分確定する機能とnext segmentは全く違う機能です。
(next segmentは確定しないで次のセグメントに移動する)

よってATOKのキーバインドとは言えずInvalidにするつもりですが、よろしいでしょうか

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Ikuya Awashiro (ikuya-fruitsbasket) wrote :

これはAnthyの機能ではなく、scim-anthyまたはibus-anthyの機能です、が正しいですね。失礼しました。

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nguyen syusei (syusei-rojo) wrote :

>部分確定する機能とnext segmentは全く違う機能です。
 全く違う機能ではないです。Ikuyaさんのおっしゃるように次の文節に移動する事は同じで確定するかしないかだけが違う、つまり、少し違う機能です。
 そして大半の利用者にとってはほとんど同じ機能です。
 つまりほとんどの利用者において、文節範囲を変更し正しく変換させ次の文節に移る処理を行いますが、そこまで処理してやっぱり間違っていたと戻る事はほとんどなく、確定するかしないかは利用者にとってあまり意味のないことであるからです。

 Ikuyaさんのおっしゃるように厳密には違う機能でしょう。
 しかし、利用者にとっては同じに等しく、設定されていれば便利であることは間違いありません。

 利用者にとって便利な方を選ぶか、不便な方を選ぶかといわれて厳密には違うという理由で不便な方を選択するというのはよくないと思います。

 まぁあくまで一利用者としての意見ですが、趣旨を理解していただければ幸いです。

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Ikuya Awashiro (ikuya-fruitsbasket) wrote :

要望を取り入れられるのに必要なのは主観的な感想ではなく客観的な事実なので、Invalidとします。

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status: Triaged → Invalid
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Fumihito YOSHIDA (hito) wrote :

部分確定させるつもりでC-nを押して、next segmentになるのは困る(この機能が実装される方が不便な)ので、すべての利用者にとって下記が真になるわけではない、という主張を加えておきます。

> 利用者にとって便利な方を選ぶか、不便な方を選ぶかといわれて厳密には違うという理由で不便な方を選択するというのはよくないと思います。

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nguyen syusei (syusei-rojo) wrote :

YOSHIDA様
そういう人が実際にいるのでしょうか?
それともそういう人がいる可能性があるという話でしょうか?

まぁこのキーバインドが設定ミスではなく意図的なものであることがわかっただけ良かったですよ。
いつも、いつになったら改善されるのかと思いながら自分でカスタマイズしていましたが、改善されないとわかれば期待しないで済みますし。

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Fumihito YOSHIDA (hito) wrote :

> そういう人が実際にいるのでしょうか?
わたしが困るわけです。

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nguyen syusei (syusei-rojo) wrote :

YOSHIDA様
それはとても興味深い話です。
私が長年ATOKやATOKキーバインドを使っていてCTRL+Nは次の文節に移るショートカットとしか意識していませんでした
確定せずに次の文節に移るとどういう具合に困るのでしょうか?

是非是非教えてください!

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Fumihito YOSHIDA (hito) wrote :

C-nで部分確定だけして、ESCで要らないモノ削る、という操作はされませんか?
この操作を行う場合、C-nはnext-segmentになるぐらいなら不発に終わってくれる方が(気づけるだけ)まだマシです。自分が使うのは主にこのコンビネーションだけですが、おそらく他のケースも無数にあるはずです。

とこのように、UIにまつわるキーバインドは「似た機能」でありながら、組み合わせによって全く違う効果をもたらします。

> つまりほとんどの利用者において、文節範囲を変更し正しく変換させ次の文節に移る処理を行いますが、そこまで処理してやっぱり間違っていたと戻る事はほとんどなく、確定するかしないかは利用者にとってあまり意味のないことであるからです。
という主張は少しどころでなくラフなものなので、これを理由に変更要求を続けることは避けてほしいです。

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nguyen syusei (syusei-rojo) wrote :

YOSHIDA様
説明ありがとうございます。
私はそういう操作をしない(※)ので気がつきませんでしたが、実例を説明していただきとても納得しました。
これで随分とすっきりしました。
私の疑問におつきあいいただき感謝します。

※ESCはホームポジションから指が離れるので入力効率を考えるとあまり使わないのです

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Takuro Ashie (ashie) wrote :

scim-anthyにもibus-anthyにも部分確定の機能があり、挙動もほぼ同じかと思います。

ちょっと確認させて頂きたいのですが、nguyen syuseiさんはこの機能が存在している
ことにお気づきになられていたでしょうか?

もしお気づきになられていたのであれば、「Ctrl+Nに部分確定を割り当てると同じ挙動に
なるので、そのように修正してください」と要望されていれば、主張が通ったのではない
かと思います。

もしnguyen syuseiさんが、scim-anthyにもibus-anthyにも部分確定の機能が存在す
ることに気がついておらず、だけれども少しでも挙動を近づけたいがために上記のよう
な主張をされていたのであれば、Ubuntu Japanese Teamの方々が 「scim-anthyにも
ibus-anthyにも部分確定の機能があり、これをアサインするとATOKと同じ挙動になり
ます。next segmentよりもこちらの方が適切だと思いますのでそのように修正すれば
よろしいでしょうか?」と誘導してあるべきだったように見えます。

で、ニュートラルに第3者の立場で上記の流れを見た感触としては、Ubuntu Japane
Teamの方々「scim-anthyにもibus-anthyにも、next segmentよりもより適切な機能
がある」ことを知っている(少なくともikuyaさんがご存知なことを私は知っています)
も関わらず、その情報を提供しないで意地悪をしているように見えてしまいます。

もちろんそんなはずはなくて、単に部分確定の機能が存在していることをnguyen
 syuseさんが知っていると思い込んでしまっているが故のすれ違いなのだろうとは
思うのですが(もし本当にご存知無いのであれば、という前提で)

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Takuro Ashie (ashie) wrote :

次にscim-anthyの作者としての認識を述べさせて頂きますと

> まぁこのキーバインドが設定ミスではなく意図的なものであることがわかった
> だけ良かったですよ。いつも、いつになったら改善されるのかと思いながら
> 自分でカスタマイズしていましたが、改善されないとわかれば期待しないで
> 済みますし。

私は、ATOKキーバインドでは可能な限りATOKと同じ挙動になるようにした
いと考えてこの機能を実装しておりましたが、お恥ずかしながら、十数年来
のATOKユーザーであるにも関わらず、Ctrl+Nに部分確定が割り当てられて
いることに気がついておりませんでした。

もう少し検証は必要かもしれませんが、少なくとも私の手元のATOKでは
Ctrl+Nには部分確定が割り当てられており、scim-anthyには割り当てられ
ておりませんので、バグとして対処すべき問題だと考えております。

検証の上、問題が無いようでありましたら、改善致します。

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nguyen syusei (syusei-rojo) wrote :

Takuro Ashie様

>scim-anthyにもibus-anthyにも部分確定の機能があり、挙動もほぼ同じかと思います。

>ちょっと確認させて頂きたいのですが、nguyen syuseiさんはこの機能が存在している
>ことにお気づきになられていたでしょうか?

 すみません。気がついていませんでした。
 私はそもそもATOKのCTRL+Nは部分確定という機能だと認識していなかったのでそれが悪かったのだと思います。次の文節に移るショートカットくらいにしか思っていませんでした

 私がもう少しそれぞれの機能を正確に理解していれば早く解決していたのですね。

 そして今後はCTRL+Nに部分確定が割り当てられるのですね。ありがとうございます。
 要望を出して良かったです。

 私にとってはUbuntuのフォーラムに書き込むのも敷居が高く感じて今年に入るまで書き込みをした事がありませんでしたし、launchpadはもっと敷居が高くて今回初めて要望を書き込みました。Ubuntu7.04を使い始めた頃から気がついていたので、もっと早くに報告していたほうが良かったかなとも思います。

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Ikuya Awashiro (ikuya-fruitsbasket) wrote : Re: scim-anthyのATOKキーバインド

別に意地悪をしたつもりはありませんが、ATOKにないものをscim-anthyやibus-anthyのATOKキーバインドに入れるわけにはいかないのでInvalidとしました。あるものであれば話は別です。

今回はscim-anthyの作者が登場したということでscim-anthyへの要望ということにし、ibus-anthyへの要望は別の報告をしてください。

Changed in ubuntu-jp-improvement:
status: Invalid → Confirmed
summary: - AnthyのATOKキーバインド
+ scim-anthyのATOKキーバインド
Fumihito YOSHIDA (hito)
summary: - scim-anthyのATOKキーバインド
+ scim-anthyのATOKキーバインド::Ctrl-Nに部分確定が割り当てられていない
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